古書組合に加入するには

古本および古書業者にとって、古書組合に所属することにはさまざまなメリットがあります。何より、組合員だけが参加できる古書市場を利用できること。

入札によって商品を仕入れることはもちろん、手持ちの在庫を出品して利益を得ることもできます。(組合に加盟すれば、名古屋だけでなく全国各地の古書組合の市にも参加できます)

また、東京古書組合が運営する古書専門の通販サイト「日本の古本屋」(全国900店が参加)への出品も可能になります。

ライバルであると同時に仲間でもある、同業者との情報交換や交流もきっと商売のプラスになるはずです。これから古本屋を始めようと考えている方、または既に古書の販売を手掛けておられる方は、ぜひ名古屋古書組合への加入をご検討ください。


「古本屋開業講座/古書市場見学会」のご案内

名古屋古書組合では、2月25日(火)に「古本屋開業講座/古書市場見学会」を行います。

「古本屋を開業したい」
「すでに古本の販売をしているけれど、古書組合に入ってより多くの本を売買したい」
・・・そんな皆様のための催しになります。

現役の古書店主が、普段どのように仕事をしているのか、どのように古書組合を活用しているのかをお話させていただくとともに、通常は公開していない古書市場の見学や、模擬入札の体験も…。古書組合にご興味のある方は、ぜひお申込みください。

※今回は一般向けのイベントではございません。古書の仕事を具体的に検討されている方が対象となりますのでご了承ください。

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名古屋古書組合「古本屋開業講座/古書市場見学会」
日時:2020年2月25日(火) 午前10:00~(約1時間半)
場所:名古屋古書会館
   名古屋市中区千代田5-1-12
   TEL 052-241-6232
料金:無料
参加資格:
「古物商」の許可を取得済みの方。 もしくは、これから取得しようと考えておられる方。
講師:シマウマ書房、徒然舎(太閤堂)、他
お申込方法:
メールにて、お名前、お電話番号をお知らせください。
(宛先は、hon-ya@nyc.odn.ne.jp)

  

名古屋古書組合の加入手続きについて

[ 加入基準 ]
1. 古物営業法の規定により、愛知県公安委員会から古物商の許可(「行商をする」に丸をつける)を受け、古書籍類を扱う小規模事業者であること。
2. 名古屋市及びその周辺に事業場・店舗・事務所を有すること。
3. 記1,2を満たした有資格者で、古書籍販売業に従事し、併せてそのための店舗もしくは事務所を設置していなければならい。
4. 前記3にかかわらず、名義人の兼業は認めない。
5. 新規に組合員になろうとする者は、加入にあたって保証人1名と連名で所定の加入届を提出しなければならない。
6. 組合に加入した後、組合の役職就任を要請されたときには、その役を引き受け、組合の運営に参画する意思があること。
7. 組合加入後、市場(交換会)の理解・円滑な活用を目的とした5回の研修( 運営スタッフ )が可能であること。

[ 必要書類 ]
1)申込書
2)履歴書( 1通 )
3)古物商許可証のコピー( 1通 )
4)住民票( 1通 )
5)印鑑証明書
・・・・本人と保証人 各1通 。
・・・・法人の場合は、法人の印鑑証明書1通と登記簿謄本1通を追加

[ 加入承認 ]
1)申請書類が整い、内容に不備がないことを確認の後、当組合からの通知で加入申請者と所定の日時に理事が面接を行います。
2)理事会に加入申請書を提出し、その諾否を決定します。
3)組合加入・脱退は原則自由ですが、組合が申請者に対して、正当な理由がある場合には加入を拒否できることが法で認められています。
従って、加入申請を受けても、加入が認められない場合があります。
( 加入が承認されなかった場合、提出書類は返却いたします。)

[ 加入手続 ]
1)理事会の承認の後、組合から加入申請者に加入承認通知を発送します。
2)加入申請者は、承認通知の指定した日付までに所定の手続を行ってください。
3)加入時に納入していただく費用額(平成20年 9月現在)

・出資金 ・・・・ 308,000 円( 脱退時にほぼ返却 )
・加入金 ・・・・ 200,000 円
・組合費 ・・・・  26,000 円
計 534,000 円